学生ローンと投資ビジネスについて

投資ビジネスの危険性について、いろいろなサイトで取り上げているので、正直こちらでどうするか迷った。
この問題は根が深く、いくら各方面で注意喚起等をしても全く効果がないのが現状である事を鑑みると、取り上げないわけにはいかないと考え、ここに掲載する事とした。
ネットワークビジネスなど投資目的のビジネスは、企画者と活動する者(勧誘する者、される者両方)、そして、資金の融通先として学生ローンが利用されているという構図である。
学生ローンはもっぱらネットワークビジネスとの関連を議論されるが、学生ローンは言うまでもなく利害関係のない大三者である。
学生ローンは単にお金を融資するだけであって、ネットワークビジネスとの関連は一切ない。
しかしながら学生ローンを疑念の目で見る者は少なくなく、ある意味学生ローンは風評被害者と言っても過言ではない状況だ。
そんな状況を打開すべく、学生ローンでは様々な取組を実施している。
例えば、来店申し込みであれば、過去、現在の知りうる限りのネットワークビジネスを紙媒体で見せるなどして、注意喚起を図っている。
ホームページでも当然表示しているので、この機会にぜひ見てほしい。

投資ビジネスの特徴
投資ビジネスの特徴は、大きくわけて4つある。
1つはそのビジネスを知るキッカケが、SNSや友人など、他人から誘いが来るという事だ。
もう一つは、必ずお金を誰かに渡すということ、そしてもう一つが、金がないというと学生ローンで借りさせられるという事、最後に必ず射幸心を煽られるという点だ。
投資ビジネスには様々なものがあり、過去の事例などをいくら示しても、なかなか伝わりにくい部分がある。
しかし、これらの特徴さえおさえておけば、そう簡単に引っかかるものではないはずだ。
ほとんどの投資ビジネスは上記のプロセスを経由するので、どんなマルチ商法だろうが見破れるはずである。

自己責任
投資ビジネスに関しては学生ローンも警戒しており、申し込み者ほぼ全員に注意喚起をしている。
しかし、なかなか本当の事を言う者は極めて少ない。
言えば借りられない事がわかっているからである。
と言うか、指南役に指示されているのである。
なぜ、明らかに怪しい指南役の言う事を信じて、善意の第三者の言う事を信用しないのか不思議でしょうがないが、口では詐欺師に勝る者はいないという事なのだろう。
しかし、いくら騙されたとはいえ、借りたものは返すという原理原則を侵してはならない。
詐欺的な話に引っかかってしまったのは気の毒だが、注意喚起を受けたにもかかわらずやってしまったのだから、自己責任としか言いようがない。
誰かに責任を押し付けたり、借りたものを返さないという論調は全く以って遺憾の極みである。

まとめ
投資ビジネスの99.999%は儲からない。
それどころか、投資(のつもり)した分は全て騙し取られるのが関の山だろう。
いまやインターネットで調べれば、様々な詐欺被害の記事がいくらでも見れる。
そうした行動すら取れない、あるいは思いつかないようなアマちゃんに、ビジネスなど100年早いという事を知るべきだ。
そもそも、自己責任で自分のケツをちゃんと拭けるなら何も言わないが、人に迷惑をかけてしまった場合、自分が無知でしたでは済まない。
投資ビジネスの話が持ち込まれた場合、キッパリと断る事ができるよう、今からでも少し勉強をしてもらいたいものである。